最近になって、4K映像を目にする機会が増えてきました。4K映像とは、横3840ピクセル×縦2160ピクセル以上の解像度を持つ映像のことです。有料の衛星放送でスポーツの4K画質中継が行われたり、一部の最新ゲームが4K画質でプレイすることが可能になったり、市販のデジタルビデオカメラが4Kでの撮影に対応したりと、個人でも4Kを楽しめる環境が整いつつあります。しかし、一般的なパソコンで4K映像を楽しむのは簡単ではありません。

4K映像を扱うには、高性能なCPUとビデオカード、そして4Kに対応したディスプレイが必要なのです。全てを備えている完成品のパソコンは少ないため、自作することで4Kを楽しめるようになります。CPUは、4コア8スレッド動作に対応した最高級のモデルが望ましいです。4K映像を再生するには処理能力が重要になるためです。

ビデオカードの性能ももちろんハイエンドのものが望ましいですが、重要なのはディスプレイへの出力端子です。多くの4Kディスプレイでは、HDMI接続だと表示は出来るものの、画面の描画が追いつかないのです。それを解決するのがDisplayPortです。4K映像を最大限に楽しむためには、DisplayPort出力が出来るビデオカードを選びましょう。

4K映像に完全対応したパソコンを自作するのは、コスト的に簡単ではありません。しかし、4Kの映像はこれまでにない感動を与えてくれるため、作る価値は大いにあるのです。

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